Harmony入会のきっかけ編(家族との別れ25)


前回からの続き

ショッピングモールを出て、家路に着くが、途中で子供も泣き止み、まだ遊び足りないようなので、家の近くの広場で一休み、木々が生い茂り、気温も日本のように蒸し暑く無く真夏でも木陰が気持ちいい広場である。

ベンチに座ると、子供たちは私の持って行った、おもちゃで遊び始める、女の子はおもちゃであってもハンドバッグを持ち歩くのが好きなようである。 二人とも家を出る時に、おもちゃのバックを持ってきていたのだ、その中におもちゃのノートやペンを入れていた、それを取り出し、外で読書やお絵かきのまね事、家で遊ぶのとはまた違った楽しさがあるようだ。

そして、私が子供と外で遊ぼうと、家から持って出た、シャボン玉を作るスティック、透明なスティックの中にシャボン液が入っていて、取っ手を回すと、取っ手がはずれそこにシャボン玉をつくる輪っかの着いた棒が出てくる、それを振り回すと、シャボン玉が一度にたくさんできる。

上の子が夢中になって、私が作ったシャボン玉を手で割ろうとする、この光景は懐かしい、この子は覚えているだろうか。

上の子がまだ小さい時に、ディズニーランドへ遊びに行った、その時、ディズニーパレードを間近で見て、そのパレードの隊列にシャボン玉を出す車が有り、たくさんのシャボン玉を振りまいていた、そのシャボン玉を夢中で、この子は割ろうとしていた。これをビデオに収めている、あの時よりも少し大きくなったこの子は、どこまで私の事を覚えてくれているのだろうか、せめて、自分の父親が二回、自分たちを連れ戻そうとして、ここへ来た事は覚えていて欲しい、「パパは決して自分たちの事を捨てたわけでは無い」これは、絶対分かって欲しい。

次回へ続く。

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