Harmony入会のきっかけ編(家族との別れ3)


前回からの続き

まず頼ったのは、彼女と出会うきっかけになった。
ロシアのサイトに私の事を乗せてくれたロシア人の友人でした。
その友人に妻のところへ電話をしてもらい、話を聞いてもらいました。
妻は当然私に不満はあったと思います。
妻も友人に不満を言っていました。
ロシア人女性は自分の主張はハッキリするので、その不満はいつものもので、意外さを感じるようなものではありませんでした。

私の友人も、私にアドバイスとして「2日おきに妻に電話すること、彼女の話を聞く事、そうすれば来年彼女は帰ってきます。」というアドバイスでした。
私はそれを信じるしかなく、言われた通りに2日おきに妻に電話をしました。
彼女は始めのうちは「日本は地震があり子供に恐怖心を与えてしまう事や、放射能で危険な事」を言いましたが、今までの私への不満もいろいろと言い続けました、しかしどれも離婚をして子供を奪われる事に見合うようなものとは思えませんでした。
国が違えば感覚も違います、いろいろなすれ違いがあります。
それでも電話をし、話を聞くしかありません。
子供の声は聞かせてもらいましたが、だんだんとロシア語を覚えたせいか、徐々に日本語が少なくなってきたような気がしました。

「始めの子供は言葉の習得が遅い」と言いますが、確かに幼稚園に入ってから初めて同年代の子供と話す事になるので、まだ一年しか経っていません、そこから急にロシア語に接するので、もうロシア語が母国語になってしまっているように感じました。
(今この文章を書いていますが、その時の切なく辛い記憶が思い出されこの文章を書くことに当惑しています。)

次回へ続く。

photo by: vaguement flou

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