★新連載★Harmony入会のきっかけ編（家族との別れ）
今回は、50代男性という事で、これで、30代、40代、50代、60代が揃い踏みとなりました。
Harmonyをご利用いただいております、各世代毎のリアルなご活動を通して、
皆様の活動の一助としてご参考となりましたら幸いです。
私が、Harmonyの会員になったいきさつは2011年の地震の時にさかのぼります。
その時に私にはロシア人の妻がいました。子供も四歳と一歳半の娘が二人いました。
とてもとても可愛かったです、特にハーフの女の子は特別可愛いと思います。
やや、自画自賛かな…….。
よく「子供は小学校に上がるまでが一番可愛い」と言いますが、本当に可愛かったです。
会社で働いている時も、早く家に帰りたい気持ちによくなりました。
娘が手を大きく振り回してのよちよち歩き、娘が最初に喋った言葉、絶対に忘れられません、そんな時に大きな地震が起こりました。
東北地方太平洋沖地震です。そして、いきなりロシアへ連れて行かれました。
当時地震が起きて四日目であり、日本ではそれ程「日本はもう危険で人が住めない」などという、報道は有りませんでした。
しかし、外国ではかなり、「日本はもう危険であり、直ぐに逃げなければならない」このような、報道が盛んで、ロシア政府も飛行機の無料便を出す程でした。
妻はロシアの家族から「直ぐに逃げてきなさい」と電話で忠告され、妻が「今直ぐ帰る」と、私に言いましたが、私は「特に必要ない大丈夫だ」と、取り合いませでした、可愛い盛りの娘とも一瞬でも離れたくなかった思いもありました。
すると翌日、私が会社にいる時にいきなり携帯電話が鳴り、妻から「安心して聞いてください、今私はロシアへ帰る飛行機の中です。これから帰ります」と連絡がありました。
私は驚きましたが、「よく小さな子供を二人も連れて行けたな、それだけ必死だったのかな」とも思いましたが、ショックも大きかったです。
しばらく、とてもとても可愛い娘に会えないからです。
次回へ続く。
